【マリンバ奏者のための整体 体験会】
たくさんのマリンバ&打楽器奏者の方々にご参加頂きました。参加者全員に共通して言える結果内容は、施術後の「音色の変化」です。その他、学んだ内容、私なりの見解をブログにまとめてみました。
【参加者の症例】
①反り腰、ハト胸
女性に多かったです。
②前腿(大腿四頭筋)優勢の姿勢(つま先重心)
後腿のハムストリング(大腿二頭筋)の機能が弱い。
③体幹が上手く使えていない
腹筋が凝り固まることが原因で、男性に多かったです。
④左足重心
ヴィブラフォンのペダルを右足で踏む人が多いからかもしれません。
①はもともと女性に起こりやすい症状なのかもしれませんが、「良い姿勢」を意識し胸を張る人が多い様です。私もそうでした。その胸を張る「良い姿勢」というのは、背筋が伸びて美しい姿勢に見えるかもしれませんが、整体師からすると全く美しくありません。結果、胸を張ることで肩甲骨が固まり、腕が前に出なくなります。腕が前に出ないから、体ごとを前に持って行こうと②に繋がります。
今一度「良い姿勢」とは何かというのを知る必要性を感じました。
今回、ドケルバン病という、いわゆる打楽器奏者がなりやすい腱鞘炎(その中でも親指側の2本の腱の炎症)に悩んでいる学生さんが参加して下さいました。
演奏姿勢は①②に当てはまります。やはり「良い姿勢」にこだわり、胸を張っていたとのこと。それが原因で肩甲骨が動かなくなり、腕(特に親指側)の筋肉を酷使してマレットを操作することにより、腱鞘炎へと繋がったのではと。自分が正しいと思っている「良い姿勢」の固定観念により、怪我に繋がるのだと知り、改めて腱鞘炎について学ぶことも出来た会になりました。
今回、私の中で大きな学びは「腕の筋肉は親指側の筋肉より、小指側の筋肉の方が作用する筋肉が大きい」ということです。よって小指側の筋肉を上手く機能させることが出来たら上達に繋がるのではと。
グリップは小指側で持った方が良いという訳ではなく、親指側で持っても小指側で持っても、「小指側の筋肉」を使ってマレットやスティックを操作できます。
この整体体験会は奏法に関するレッスンはしておりませんが、一例として奏法を紹介したり、質問があった場合にアドバイスさせて頂くことはあります。ただ基本的には、筋肉の使い方に基づいた内容となっております。
実は2部は予約が空いていたもので、私も参加させてもらっちゃいました😊もちろん参加費は払っております!
施術後、一発叩いた瞬間、思わず皆で「わぁ!」となりました。
あまりの音の変化にハードマレットを間違えて低音側に持ってしまったと勘違いし、思わず持っているマレットを確認してしまいました。
動画だと音の変化は伝わりずらいかもしれませんが、こちらから私のbefore/after動画、参加者から頂いた動画、おまけ動画も見れます→マリンバ奏者のための整体体験会(3分)
また、今回の企画に至った経緯や、初めて私が施術を受けた際の動画はこちらに載せております→✏️
人によって凝り固まっている部分をほぐす時に、かなり痛い時があるみたいで、私はそれほどでもなかったのですが、おまけでやった小顔矯正が悶絶し、涙が出るほどでした…でもリフトアップ効果が✨次は【マリンバ奏者のための整体+小顔矯正 体験会】にしたら皆来てくれるかなぁ…(笑)
第2弾も企画したいと思っておりますが、基本的にブログやSNSでのお知らせがメインとなるかもしれません。見落とすかもしれないので、個人的にお知らせをしてほしい方はこちらまでご連絡頂ければと思います→✉️
----以下参加者のご感想です----
姿勢が変化し、演奏することが楽になりました。明日からの練習が楽しみです。呼吸が深く、歩くのが楽になりました。
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ヤル気スイッチを押されたが如く体内環境が変わりました。とても良い時間でした。ドラマー専門整体師の原さんの何が凄いって、ちょっと見ただけでどこが固まってるのか分かってしまうこと。ありがとうございました。
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私は4月に腱鞘炎になり、今は治ってきてはいるもののどうしたら腱鞘炎にならなくなるのか、または痛みが良くなるのか悩んでることもあり参加してとても良かったと思いました。
自分の演奏姿勢が変化し、演奏する時に余計にかかっていた力などが沢山あったのだと実感しました。
早速、帰宅して自宅でマリンバで体験会と同じ曲の同じフレーズを叩いてみましたが、本当に演奏することが楽になっていることを実感し、身体の使う部分も再確認することが出来ました。
最初は知らない人たちがいる中に行くことにとても不安もありましたが、皆さんと連絡先を交換し色々なお話も聞くことが出来ました。
腱鞘炎は完璧に治ってはいませんが、今日教えて頂いたことや、自分自身の身体を見てもらって分かったことを活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。
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「演奏時に使えていない筋肉に脳が指令を出せるようになり、施術前よりも楽に弾けるようになった」と体感しました。
今まで何故できなかったのだろう?
と、新たな疑問が。
この感覚を忘れないように練習に励みます。
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私の場合、骨盤がずれ、肩の可動域が狭くなっていたのですが、肩にも腰にも触れずにくるぶし付近を少し押されただけで、骨盤のズレが矯正され、肩の可動域も見事に広がりました。
自分でも驚いたのですが、周りで見ていたみんなもびっくり。
そして今まで苦手だったパッセージが楽々弾けるようになったのが、ほんとうに不思議です。
頑張ってマリンバを弾かなくてもよくなったのが、ほんとうに嬉しい。
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私はこれまで自分の身体の不調に悩んだことがなく、整体へも行ったことがありませんでした。
しかし最近になって、よくよく自分の身体について振り返ってみると、そう言えばこういうときにこういう症状があることが多いかも、と気がつくようになってきました。
前はそうでなかったのか、あるいは前からあったけど気に留めず そのままにしてしまっていたのか曖昧ですが、どちらにせよ自分の中で「身体のことを考えねば(大切にせねば)」という意識が芽生えてきたタイミングでの今回の体験会だったので、是非参加したいと思いました。情報のない近所の整体へ飛び込むよりも、すみれさんのご紹介という点も安心感に繋がりました。
私は普段ドラムも叩くので、原さんが生田スタジオでやっているドラマー専門整体院WAVEも気になっていましたが、今回は特別にマリンバのあるスタジオで行われ、またグループ施術という形で他の方の様子を見学できるというのも魅力でした。
そんなわけで期待して参加してみて どうだったかと言うと、期待以上でした。
正直、整体って効果あるのかな..と、なんとなーく信じられていない気持ちが元々あったのですが、自分自身で体感してみて、自分の身体を無理なく、より効果的に最大限使うために大変意味があると思いました。
それが、今後演奏し続ける身体を守ること、そして演奏を上達させることにも繋がると実感しました。
私はマリンバよりもシロフォンが好きで弾く機会も多いので、そちらでお願いしました。
まずは演奏姿勢を見ていただき、自分の姿勢やクセを、具体的に、身体のこの部分がこうなっていて、それがこれを招いているという風に分析して頂けました。その後、自分の使えていない筋肉の使えてなさ具合を実感させてもらい、その部分をほぐして(施術して)もらった上で、使えるようになったことも実感させてもらい、最後に再び演奏をして、その変化を音でも実感しました。
様々な場所を丁寧に見ていただけて、「イテテテ」と「おお〜(驚きや発見)」がたくさんでした。
筋肉の名前までは一度では覚えきれませんでしたが、自分の身体の状態と問題点を知ることができたので、今後はそれらを意識して改善してゆきたいと思いました。
ドラマー専門整体師 原浩之
監修 伊藤すみれ💠
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